二次性貧血である癌・膠原病・肝臓病について
貧血症状のある約4~6割人の中に癌の治療を受けている人がいるようです。
癌の治療として代表的なものに、放射線療法や抗癌剤などの化学療法があり、そして
前立腺癌のホルモン療法などが挙げられますが、骨髄での赤血球の生産を抗癌剤治療
によって抑制されてしまうので、鉄欠乏が起こると言われています。
これは胃癌や大腸癌などの消化器系の癌を持つ患者にも見られる症状の一つです。
なぜなら癌の部位からの出血によって、鉄欠乏による貧血になってしまうと言われて
います。
それは、鉄を造血に利用しにくい状況が、組織を癌が破壊していく過程で起こると
推測されます。
膠原病患者では、溶血性貧血と鉄欠乏性貧血が同時に見られる場合があります。
全身性エリマトーデスと言われる膠原病の血液症状がありますが、これは感染症の
原因になる場合もあり、出血班が体に現れるなどの症状も出たりで、こうした症状
の改善策としては、元の病気に対する処方を施すことになります。
原因が鉄欠乏による場合には、鉄剤の使用が必要になります。
二次的に肝臓病から発した場合には、巨赤芽球性である可能性が高いですが、これは
肝機能障害によって葉酸やビタミン12の貯蔵が不可能になってしまうためと考えられます。
肝臓病の血液症状としては、他の貧血症状と同時に出る場合がよくあります。
そうしたことから、血液検査を詳細にチェックしながら、体調も合わせて治療を選択して
進めていくことになります。
大量の出血が二次性貧血で判明した場合には、輸血が必要になることは言うまでもありません。
癌の治療にはどうしても貧血症状を伴う危険性がありますが、その原因となる症状をよく
見極めた上で、適切な処置を施していかなければなりません。
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